こんにちは、くるみです
分子栄養学(オーソモレキュラー)って聞いたことありますか?
私は、妊活中に出会った以前の記事でもご紹介しているこちらの本
を読んではじめて、分子栄養学というものの存在を知りました。
それまでは健康的な生活をしている「つもり」の自分の食生活では必要な栄養が摂れていなかったことに気づきました。
それまでの私はこんな感じ。
・野菜をたくさん食べるように心がけている
・ランニング週3回している
・脂っこいものはあまり食べないようにしている
一見、正しそうな食生活ですが本書に書かれている「努力しているのになかなか妊娠しづらい人」の特徴に驚くほどぴったり当てはまっていました。
そこから私の食事改善と分子栄養学の学びは始まりました。
分子栄養学とは
分子栄養学とは簡単にいうと、健康のために必要な栄養を取り入れて細胞レベルから元気になるというもの。
例えば、風邪にはビタミンCがよく効くとか、筋肉をつけるにはタンパク質を摂るように心がけるとか、私たちがよく耳にするものも分子栄養学の一種。
体の仕組みや、正しい栄養の摂り方、食事法を身につけてより健康な体に近づこうと考えるのが分子栄養学です。
しかし、毎日甘いものを食べているのにニキビが一つもできない人もいれば、チョコレート一粒食べただけでニキビが大量発生する人がいるように、体質は人それぞれです。
世の中に溢れているダイエット方法も、確実にこれをやったら痩せられるというものは存在しませんよね。
ある人には効果があるのに、自分には全く効かなかったという経験は誰でもあるはずです。
食生活、生活習慣、遺伝などによって人の体は一人一人違うので、体を変えたい人はまず、自分の体を理解することから始めなければいけません。
そのためその人に合った食生活や必要な栄養を知るために、分子栄養学では血液検査を用いてより細かい検査項目の中から足りない栄養素やバランスを導き出します。
食事指導や必要なサプリメントで栄養を補い、より健康な体へと近づくための方法を学ぶことができます。
人の体は食べたもので作られます。
「何をどのぐらい食べるのか」正しい指標があれば、これから何十年と自分の健康を守り続けてくれます。
栄養学というぐらいだから、本で学ぶと知らない言葉ばかりでてきて難しそうと思ってしまいますが、医療や栄養に関して詳しくない人でも簡単に理解できるようなわかりやすい本を見つけました。
そんな分子栄養学について初心者でもわかりやすく解説している本を今回はご紹介します。
分子栄養学を学ぶのにおすすめな本3選
ここからは初心者でもわかりやすい分子栄養学を学ぶのにおすすめな本を紹介していきます。
医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる
精神科医の藤川徳美先生によって書かれた本です。
女性の慢性的な鉄不足について解説されていて、女性特有の不調であるPMSや生理痛などに悩みを抱える人には特に読んで欲しい一冊。
プロテインの正しい飲み方や、おすすめのサプリメントが詳しく解説されているので、実践に移しやすい内容が盛りだくさんです。
糖尿病の真実 なぜ患者は増え続けるのか
内科医の水野雅登先生によって書かれた本です。
水野先生は2型糖尿病患者の脱インスリン率100%の実績を持っていて、自身も糖質制限や分子栄養学に基づいた食事に変えることで、2度肥満だった体を変えることに成功しています。
糖尿病でないけど、甘いものや小麦製品がやめられない人も自分の食生活を見直すきっかけを与えてくれる本だと思います。
最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門
日本に初めてのの栄養療法専門クリニックを開院した溝口徹先生の著書です。
こちらは実際にオーソモレキュラー療法とはどんな検査をし、どんな治療内容なのかなどを実際の症例をもとに具体的に書かれています。
オーソモレキュラー療法を実践している医療機関のリストもついているので、オーソモレキュラー療法を受けてみたいと思う方は必読の一冊です。
まとめ
今回は初心者の方向けに分子栄養学(オーソモレキュラー)を学ぶのにおすすめの本をご紹介しました。
なるべく体に良いものを食べたい、食生活を改善したいと考える方には是非一度手に取っていただきたい本ばかりです。
食生活を変えて体に起こる良い変化を実感していただければ嬉しいです。
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