センスについて学んで起こった変化【何歳からでもセンスは身につけられる】

よくおしゃれな人とか仕事ができる人に対して「あの人はセンスがいい」と言ったりしますよね。

センスが良くなりたいけど、「センスは生まれ持ったものだから」と諦めていませんか?

実はセンスは生まれ持ったものでも、特別な人にだけ備わっている物でもありません。

「センスはだれにでも身につけられるもの」です。

こちらの本が教えてくれました。

著者は有名な「くまモン」のデザイナーの水野学さん。

最初はデザイナーを目指す方向けの本なのかなと思って読み始めましたが、関係なくどんな方でも楽しめる内容になっています。

こんな方に読んで欲しい

・私はセンスがないからと諦めていることがある方

・センスの本当の正体を知りたい方

におすすめの内容となっています。

本を読んで起こった変化

私は今までに諦めてきたことがあります。

くるみ
くるみ

おしゃれな家に住んで、好きなことを仕事にしたい!

こんな風に思っていながらも、部屋は統一感のないおしゃれとは程遠い部屋に住んでいましたし、やりたくない仕事で心身ともに疲弊した毎日を送っていました。

なぜこれらを叶えられなかったのか考えてみました。

・おしゃれな家に住む→インテリアのセンスがないから無理と思っていた

・好きなことを仕事にする→webライターの仕事やブログをしたいと思っていたけどデザインやライティングのセンスがないから無理と思っていた

このように、「センスがないから」という一言で諦めていたのです。

くるみ
くるみ

生まれつきセンスがあればおしゃれな家に住んで、

好きなことを仕事にしていたけど、そもそもセンスがないから今更無理!

こんな考えを持っていた私ですが、こちらの本を一冊読み終わったときに、やりたかったこと、叶えられなかったことに挑戦するのを諦めるのは早すぎると感じました。

なぜならセンスの正体は知識だからです。

知識は生まれながらにあるものではなく、生きていく上で身につけていくものなので、後天的なものですよね。

そこから私は、まず好きなことを仕事にするために、ブログやライティングについて徹底的に学びました。

するとあれほどまでにセンスがないからと諦めていたのに、

ブログの始め方や設定について勉強すると、「自分にもできそう!」と思い、あっという間にブログを立ち上げ、今ではwebライターとして活動しながら、自分でブログを運営するという状態になっていました。

おしゃれな家に住むという夢も「インテリアのセンスがないから」と諦めるのではなく、インテリア雑誌たくさん読んだり、インテリアショップに勉強のために通ったりして、自分の好きな雰囲気を理解することに時間をかけました。

徐々に、部屋が自分好みのインテリアに近づいていることを実感しています。

数年前までは、考えられないほど私は変わりました。

センスを磨くためのステップ

本を読み進めていく上で、センスについて理解しやすくするために私の実際の友人を具体例としてイメージしました。

思い浮かんだのは、いつもファッションセンスが良い友人のことです。

普通を知る

「センスを身につけるためにはまずは普通を知ること」

センスというと、とても奇抜なものを思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれませんが、「普通」というベースに何かが足されています。

ファッションセンスがいい友人はいつどこで会っても素敵な服を着ています。

もし彼女が、結婚式に白い服を着てきたら「センスがいい」とは思わないでしょう。

「結婚式にはこんな感じの服を着ていく人が多くて、NGファッションはこれ」と理解しています。

普通を知らなければ、ただの場違いな人になってしまい、間違ってもセンスがいいとは感じないはずです。

ヒットした商品を思い浮かべてもそうです。

「これが欲しかった」という痒いところに手が届くような商品がたくさんあります。

そこには奇抜さはなく、多く流通している商品に何か一つあると便利な機能が付け足されたものがヒットを生んだりします。

それは普通の商品を研究したからこそ生まれたヒット商品なわけです。

②知識の集積

さらに、ファッションセンスがいいと感じる理由には「その人らしさ」が表れているからだと思います。

自分の体型、肌のトーン、メイクに合わせてファッションを楽しんでします。

そこには「自分」という知識の集積があるのだと思います。

例えば

・肩幅が広いから、フレンチスリーブよりアメリカンスリーブが似合う

・足の形が綺麗だから、スキニーデニムが似合う

などといったように、自分について知ることで似合うファッションがわかってくるのです。

普通というベースの元に知識が合わさり、センスが磨かれているんですね。

なぜセンスは「特別な才能」だと勘違いしてしまうのか

センスはとても抽象的なもので、うまく言葉に表せないものです。

くるみ
くるみ

細かいことはわからないけど、あの人ってなんかセンスいいよね

みたいな感じだと思います。

センスは知識だという話を今までしてきましたが、センスがある人って知識をつけようと努力をしているわけではないと思うんです。

「あなたってなんでそんなにおしゃれなの?」と質問をしても「めちゃくちゃ勉強してるからだよ」と答えるでしょうか?

ただ興味があるから調べてたら、こんな感じのファッションをするようになったという感じではないでしょうか。

必死に勉強して知識を身につけたわけではなく、好きなことをいつも考えていたら結果的に知識が集まっていたという方が近いのかなと思います。

私たちは、センスがある人は生まれ持った才能のある人だと勘違いしてしまいますが、実はそうではなくセンスがある人とは、努力を努力と感じることなく自然とできている人なのではないかと思います。

もし自分に時間を忘れて何かに熱中していることがあるのならば、それはセンスが磨かれている途中なのかもしれません。

「そんなものないよ!」という人でも大丈夫。

センスをつけたいと思うのなら、知識をつければいいのです。

後天的に身につけられるものですから、「遅い」ということはありません。

まとめ

人は、得体の知れない抽象的なものを恐れることが多くあります。

「センスがないからできない」というのはセンスが抽象的でうまく表現できないものだからかもしれません。

しかし、センスの正体が知識だということがわかった今、センスがある人になるために必要な行動がわかり、そんなに難しいことではないと感じませんか?

私は、センスの正体がわかり、行動をしたことで自分が大きく変わった一人です。

今まで諦めていたことに挑戦できるようになり、これまでとは全く違った生活をしています。

「センスがないから・・・」と諦めたことがある方は、ぜひ一緒にセンスを磨きましょう。

何歳からでもセンスを身につけることはできます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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